鉄から情報へ。  ハードからソフトへ。  物質から精神へ。
21世紀を迎えるにあたり、あちこちで叫ばれていたコトバだ。
その21世紀の幕開けは、実際のところ どうなんだろう。
 「アノニマス」って知っていますか。
ここのところ、この度の大震災大災害で日本の報道からは、
影を潜めていますが、世界は確実に大きな変革の波の真っただ中にあります。
b0122085_12222858.jpg

「国」って何ですか?
「国家」は誰のためのものですか?
「政治家」って「議員」って何する人ですか?
あんなに大勢必要なものなんでしょうか?
本当に?

チュニジアで起こった「ジャスミン革命」。
ムバラク氏の独裁政権崩壊に動いたエジプトでの歴史的な革命。
それ等を発端に、あちこちに勃発する反政府の革命デモ。
そのいづれの事ごとに大きく関与したと言われている「アノニマス」と呼ばれるハッカー集団の存在。

国家や軍隊が兵器を飛ばして武力弾圧する戦争から
今や、名もなき個人個人の集団が、
インターネットと言う姿の見えない情報によって歴史を揺るがす行動に走る。
其々の生き置かれた状況下で、フラストレーションを内包する人々にとって、
その呼びかけは、各個人に向けてダイレクトに感情を揺さぶり、思考へ刺激をかける。
「正義」とは何か。
「悪」とは…。
そもそも「正義」たるものは存在するのか?
誰を基準に、何を持って正義の旗を振りかざすのか?
情報は、あくまで情報であり、知識ではない。
知識でなければ、「智恵」にはならない。
情報は、責任の所在が明確化されない限り、風評と成り、デマと化す。

情報と言う目に見えにくい、それでいて人間の大きな行動エネルギーに成り得る
便利で厄介なこの情報と呼ばれるモノと、私たちは、これからどう付き合って行けばいいのだろう。

実際としての物理的には何も変わらないこの地球は、
ハードの進歩により、狭く近くなって来たと感じられている。
地球の裏側にだって半日もあれば辿り着ける。
そして、今、ソフトの革新によって情報は、ここ彼処へ秒で伝わる。

そうした時代に生を受けている私は、「自分」は、
「自分」の支柱をどのように作り上げていけばいいのか。

各人が其々に「人間」として存在する「自分」を丁寧に創りあげていかなければ、
この地球上において、
人類という「人間」の存在そのものが問われることとなりはしないのだろうか。
「命」はすべからく生きとし生けるもののためにあり、決して人間だけのものではない。
正義は常に悪を内包し、
悪には正義の種が用意されている。…と、私としては考えているのだが…。

馬屋原 眞美子
[PR]
by h-c-c | 2011-04-25 11:59 | Comments(0)