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脳の記憶、脳の仕事

手を臭ってみる。腕に鼻を押し付けてみる。着ている服を嗅いでみる。
臭くはない。
特別な匂いはしていない。
なのに・・・、
顔をあげて町を歩いていると・・・臭い!父の排泄物の臭いがする。
また、手を臭ってみる。
やっぱり、臭くはない。
なのに、なぜだか何処からともなく臭い感じがして来て、
喉から胸の辺りまで、エズキそうになる。

・・・気の所為なのか???・・・

これが、脳の記憶?・・・脳が覚えてる・・・ってことなのか?

私の世界は、紛れもなく私の中で広がっていく。
その時、今この時、私の中の脳の記憶は何処に居る?
私の脳は、何処に留まり、何処で思考の仕事をしている?

脳の記憶は、現実ではない。
記憶は、記憶である以上、既に「過去」なはずなのに・・・。

しかし、
脳の記憶、その思考は、その人にとっては、絶対であり、
その人の世界の中では、誰が何と言ったって、現実なのだ。
実体なき独自の、しかも主体的な現実。

だから、
人は古傷を、いつまでも背負い、大事に抱き、
苦しみ、悩み、恨み憎んで、他者を許せないでいる。
得体の知れない他者の声に怯えている。

客観的な現実の世界においては、
もはや、遠い昔に終了しきってしまっている出来事であるにも拘らず、だ。

挙句の果てに、
何より大事な自分自身の心の中を
今もって、硬いシコリで埋め尽くし、憎しみや怯えの中に留まらせている。

脳ってやつは、厄介だ。
脳の仕組みを正しく知って、上手に使いこなさないと、
人間は、脳ってやつに操られ、人生を台無しにされちまうぞ!

気をつけろ!!

今、私の手は、決して臭くない。
by h-c-c | 2008-09-24 16:15
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