心が揺さぶられる時

政治家の劣化。
官僚体制の死んだ組織。
俗に言う世界を動かす地位に居て、権力にしがみつく人間の堕落。

それでも、
人間は素晴らしい。
正直、冬のオリンピックは暖かい西日本に生れて暮らす私にとって、
今一つ期待感を持って待ちわびる程の好奇心は無かった。
朝鮮半島の見るに堪えない政治利用の裏工作もうんざりだった。

にもかかわらず、、、、
日ごとにグングン引き込まれていった冬季オリンピック。
終盤には号泣しながら、TVの前で心を揺さぶられている私がいた。
人は、なぜ、いかにして、どのような時に、「心揺さぶられる」のだろうか。
その人の生き方に対して。
たった一つのその命を、一度きりの瞬間瞬間の時間の中で使いきるその生きざまに対して。
一途な姿勢に対して。
ひたむきに挑戦し続けるその姿に対して。
一つの結果は、短時間の内に瞬時に燃え尽きてしまうが、
その輝かしい結果から、
私たちは、そこに辿りつくまでの長い長い苦悩の時間が確かにあった事を思い描くことが出来る。
その行為が、感動を呼ぶ。

一途であること。
誠実であること。
絶ゆまず諦めず遅々たる道を歩むことは、決して安易ではない。
しかし、また、その事なしに、安直に「結果」は得られない。

必ず来る「死」に臨んで、何よりも自身に恥ずかしくない生き方をしたいものだと思う。
「命」を何に向かって使うのか。どのように使うのか。
その生き方の、その姿が、人の心を揺さぶり、人に勇気を与え、人を動かす。

。。。。。
国有地払い下げの問題、公文書の書き換え問題、民主主義が地に落ちて、
この3月、4月の間にこれから何人の血が流れるのだろう。
表に上がらない内にもみ消される職員の命。
人の命も人生も、その背後にある家族のことも思いやれない政治家に、
そもそも国民の安心と安全を本気で守ることなんて、、、、
考えてもいない、としか思えない。



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by h-c-c | 2018-03-09 22:38 | Comments(0)