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感情こそが行動エネルギー

いつの時にも、その行動の根源には感情によるエネルギーが潜んでいる。
それは、思考や言葉によって、いかに正当化しようとも、事実そこに在る。
誰の中にも「怒り」「憎しみ」「妬み」の感情は確かに在る。
しかし、恨みや憎しみは、更に新たな憎しみを生むだけで、
そこには、永久に安らぎは生れない。

個人レベルでも集団、国家レベルでも、それは同じこと。
憎しみや怒りは人を引き裂き、引き離す。
韓国が、いつまでも後ろ向きの歴史観に立ち続ける以上、
如何に時間が前に流れようとも、彼らの前には未来的思考は通用しない。

歴史を遡れば、ヨーロッパに影を落とす十字軍の因縁。
そこに引きずられた時間軸を生きようとする者たちがいる限り、
EU統一は困難を極める。
世界は、今、確実に、次の世界観に向けて
動かなければならない時に来ていると考えないではいられない。

私の家族は、多くの方々とは少し違っているかもしれない。
我が家には、フランスから結婚のために日本で暮らすことを
覚悟して来てくれた聡明で美しいジュリと云う嫁が居る。
既に8年になる。今年春、ジュリの家族は一ヶ月間日本に居た。
息子の友人にも外国の人が多いが、
何と言っても、ジュリの居るお陰で、
我が家には、諸海外から、頻繁に色んな人が訪ねて来る。
黒人も、白人も、東洋人も誰でも来る。
宗教観もそれぞれなら、ベジタリアンの人も結構いたりして、
食事の準備には正直苦労することもある。
しかし、優秀な人たちが多くて、
外務省で働く者もあれば、国連関連、NATOに席を置く人もいる。
私は、今、
世界は本当に小さくなっていると感じている。
にも拘らず、国レベルしかも政治的な影響が加わる時、
お互いは、なかなか分かり合えず、分かり合おうとせず、
一方的な価値観で攻めよってしまっている
それぞれの関係の姿を見せつけられて、とても哀しく感じてしまう。

幸か不幸か、北朝鮮には資源もお宝も、お金に成りそうなうま味が無い。
だから、どの国も欲しがらないし、見向きもしない。
独裁社会で貧困で餓死している人たちの状況は苦悩極まりないが、
少なくとも他国が競ってその地に侵略したり、欲しがったりはしない。
他国が空爆をしたり、北朝鮮の人を殺しには行かない。

資源を欲しがって群がる。群がるだけでなく、略奪しようとする。
こんな愚かで下品で醜い争いがいつまで続くのだろう。

by h-c-c | 2015-11-16 20:34
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