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認知症の色々・・・

ショートステイに預けた時も、施設のヘルパーさんから、
「この状態で、よく自宅で看られてますね。」と、言われた。
母の認知症は、多動性と若干の攻撃性が含まれる。
物忘れは、確かにあるが、ゆっくり話していれば思い出すことも出来る。
年が明けたので、既に4年目に入ることになるが、
母の状態を私が初めて疑ったのは、2011年の2月頃だったと思う。
脳神経外科の外来から始まった。
CT.MRI.などの手段を用いて主治医から説明を求めた。
当初、先生も
「よくこの段階で気づきましたね。
今は、良いお薬もありますから今の時点から投薬を始めると、
進行は抑えることが出来ますから、気長に付き合いましょう。」と、言われ、
アリセプトから始めた事を今でもしっかり覚えている。
しかし、
西洋医学を嫌い、薬を嫌う母に、毎日の薬を続けることは、
それだけでも至難の技だった。
母には、薬が合わないこともあって、副作用の反応が強く出た。
お薬は、当時認可されていた4種類を全て試みたが、いづれも母には合わなかった。
パッチタイプのものも、ダメだった。
母は、試し期間を終えて、次の段階に行くと、吐き気が始まり、
食欲が一気に落ちて、胃腸障害が出た。
私も、医療のみに頼りたくなかったので、老人大学に通って、
母の好きなお習字や、俳句教室などで楽しんでもらおうとした。
本格的に極めた母のヨガ。
自然療法とヨガをこよなく愛した母だ。
30年近く続けている母のヨガは、そのまま続け、
インストラクターとしての指導も、出来るところまでは続けられたら良いと願い
地域の人たちと楽しんでもらおうとした。
でも、
やはり、
そのどれもが、困難となり、
近所の人や、老人大学の教室の人たちからも注意を受けるようになった。
結局、、、、、、、、。
結局、、、!!!である。
同世代の高齢者の人たちからダメ出しをされたのだ。

母の認知症の症状は、多動性である。
物忘れは、無論のこと、それ以上に多動が、一番の問題だ。
きっと、母も苦しいんだと思う。
その姿は、本当に可哀想で、哀れでならない。
by h-c-c | 2015-01-28 22:35
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