人気ブログランキング | 話題のタグを見る

素晴らしい旅でした

行って来ました。 そして ちゃんと帰って参りました。
ユングが遺してくれた心の旅路の深層心理地図を元に、
旅のコースを歩みやすくしてくれたミンデルのプログラムから、
今回のツアーは「夢見る大地との対話」~「ベクトルワーク」。

迷子にならないように、各自プロセスマインドをしっかり握りしめ、
インナーワークを大事に丁寧に見学しながら、
ツアーコンダクターは、マツケンさんこと松村憲氏。
旅行参加者は、いずれもが、其々に、心の汗をいっぱいいっぱい流しながら、
歓びに溢れるすがすがしい表情で、
この世に二つとない、かけがえのないお土産を見つけて持ち帰って来ました。

素晴らしい旅でした_b0122085_7444626.jpg高原を渡る晩夏の空気に包まれて、
自然の環境に身をゆだねる。

柔らかな芝に覆われた大地に立ち、
広く広く何処までも広がる
東西南北への果てしない空の下、
赤とんぼが舞い、頬を全身を優しく通り過ぎる風、
夏の終わりを告げる草の匂いを感じながら
自分だけのスポットに立つ。

深いセルフに入ろうとする各自の真摯さの行く手を阻む大きめの蟻。
それは、望みもしないのに不意にやって来る。
突如訪れては、一次プロセスに引き戻し、次へと向かいたい旅行者を誘惑する。
引き戻される自我への意識、微細なそれを見逃さないで旅を続ける。

各自に起こる葛藤から逃げ出すことなく、
インナーワークの旅を続けた旅行者たちの誠意ある二日間に感動した。
それは、
そこが、紛れもなく、安心と信頼に包まれた「場」であり「許しあえる仲間」の
御一行様であったことは、大きな起因であろうと考える。

参加者が、旅慣れた人たちであったことも更に今回の旅を豊かにした。
ワークは、一回よりも二回。 二回よりも三回。
当然ながら、経験を重ねるほどに、
旅は深まり、見つけられるお土産は変化する。

特にインナーワーク、ドリームボディの旅に出掛けるということは、
ユング心理学を進化させる過程で説いたヒルマンによると、
自我も一つのコンプレックスであり、
他の元型もそれぞれが自己実現を望んでいるのだとの観点から、
だからこそ、
それは、単なる自己実現からソウルメーキングへ通ずるのだと言う。

元型そのもの、コンプレックスそのものに、自らの意識を変容させて、
そちら側からのメッセージを受け取る。

素晴らしい旅でした_b0122085_7491342.jpgとにかく、素晴らしい旅でした。

「ユング心理学を探って」の今回の心の旅行、
ツアーに参加の御一行様、
お一人お一人に、心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。 そして、お疲れ様でした。

ツアコンのKENさんには、幾重にもお礼申し上げます。
「ありがとうございました。」
「お世話に成りました。」

来週からの渡米が、充実のものもとなりますように…。
そして、KENさんこと、今はまだ、若き松村憲さんが、
今後、日本のユング系深層心理世界に貢献され、
プロセスワークの牽引者として、精進、ご成長なされますことを、
旅行者一同、お祈りしています。

HCC:馬屋原 眞美子
by h-c-c | 2012-09-10 07:29
<< 国民は、どっから手つけりゃいいの? 決めました!宣言します!! >>