肝心なものは見えない所から

「もう~~!限界!!」「もう、辞めてやる!」
そう云って一人のクライアントさんが怒りをぶちまけ始めた。
「もう、どうせ辞めるんだから、云うだけ言って辞めてやりますよ!」と。
「辞める気にさえなりゃ、もう怖いもんなんか無いんだから。」
「こっちの覚悟は決まってるんですから!」
口調は激しいが、何処かしら・・・全体的に力が無い。
職場での苦悩に、精一杯対応し、辛抱し、
努力に努力を重ねられた結果の言葉のようだ。

初めてのクライアントさんだった。
初回のカウンセリング面談の場で、
こうした発言をされるクライアントさんは、珍しくはない。
時に有るケースだ。
・・・・・
こう切り出されたら、
あなたなら、どのように聴き取りますか?
何を感じ、どのように対応しますか?

「聴いて」くださいよ。
トリプルAの傾聴で「聴いて!」くださいね。

同じ行為をしても、発信源となるマインドが大事。
「言う」事の先に何を願ってのことなのか?
「聴く」事の基に何を持ってのことなのか?
行為の後先に何があるのか?
そこが肝心。
そして、実は、その見えない肝心の精神こそが仕事をする。
結果を導いて来るものは、行動ではない。

行動の発露になるもの。
大事なのは、「行動」の後先、前後に在る『精神・願い・想い・Soul』だ。
その一点をピンポイントでずらせないようにする事。
それだけ。
それだけのこと!
ホントに、ホント、ただただ…それだけのこと!

馬屋原 眞美子
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by h-c-c | 2012-07-23 15:32 | Comments(0)