今日は、カウンセリング入門講座の初日でした。
カウンセラーを目指す方、
カウンセリングを自分の人生の為に学習したい方、
職場で、職業上カウンセリング力を身に付けたい方、
動機条件はさまざまですが、入門講座の基礎編Ⅰの
その初日、
毎回その度に、講義をしながら私自身も初心に戻ります。
このことは、私にとっても大変意義深く、ありがたい時間です。
毎日毎日22年間、もしも、何もなくカウンセリングだけを続けていたら、
マンネリと惰性に支配されていたとしても、仕方ないかも・・・。
しかし、
カウンセリングについて本気で学ぼうとされる方々を前に、
カウンセリングについての心得や考え方、
カウンセラーとしての人間観や
カウンセリングの効用と限界などについて語りながら、
だからこそ
最も重要視される「自分」についての探究の意味を説明し、
そのための具体的な「自分ってどんな人?」ワークなどを進める時、
受講者の方々と共に私は初心に戻れるのです。
「カウンセリング」という人間の内面現実に関わる仕事において、
カウンセラーは、自身の内面現実を捉える力を
養っていかなければなりません。
外部からの刺激によって揺れる
自分の内面のリアリティな動向をキャッチ出来ないでは
クライアントに有効なカウンセリングは望めません。
講義、セミナーなどで頂く講師の仕事のお陰で、
私は、その時折に初心に戻らせてもらうことが出来ています。
本当に、有り難いことだと、嬉しく感じています。
講師の仕事に感謝します。
「ありがとうございます!」