早朝から、直島に出かけた。
大量生産、大量消費、大量廃棄の現代社会の経済生活様式。
その生活様式の定着化と共に増え続ける廃棄物の不法投棄、
ダイオキシン類の発生、
埋め立て処分場の不足、
その行きつく先としての地球温暖化。
豊島の長年に渡る廃棄物不法投棄の処分問題を受けて、
循環型社会生活の先駆けとして動き始めたエコアイランド直島。
中間処理施設の機能性の高さ、リサイクル事業。
その島は、同時に芸術の島でもあり、古民家再生に力を注ぐ島でもあった。
小さな島である。
生活必需品も、
消費後の処理も、
建物も、
海と空に
抱かれる中で、
循環的に、
土と木と水と、
それは、まさに、共生、共存の姿であった。 そこに同時に展示される現代アート。
暖かな今日は、散策にはもってこいの一日だった。