明日が見えるか?

悲惨な映像と情報が、繰り返し繰り返し私たちの手元に届く。
一方、あの苛酷な状況の中から救出され生還される方々の姿に
感動の歓びが湧き上がり、畏敬の涙が頬を伝う。
天災、人災に関わらず、
生きている以上、私たちは常に、
望みもしない現実に向き合わなければならない事態に直面する。
自分の生き置かれた現実に、目を背けずに、
そこに居ながら、「今」をきちんと見つめつつ、
同時に尚、
明日を見ることが出来るか?
たとえ、どんな事態を突きつけられようとも、
それでも、ちゃんと明日が見えるか?
熱い心を抱きつつ、冷めた頭で考えられるか?

戦争と闘争の時代に別れを告げ、理性と調和の21世紀が来る と、
然したる根拠もないままに、心の何処かで憧れにも似た期待感を持っていた。
にも拘らず…、
……21世紀は、とうに始まっているが…、

人類にとって、人間としての真価を問われる
次のステージに進むために、
もしかしたら、私たち日本人は、
人類の次のステージへの道しるべとして選ばれたのかもしれない。
驕った考え方かもしれない。
しかし、そうでも考えなければ、
今回の出来事はあまりにも過酷過ぎて、納得できない。

私たちは、哀しいほどに自分本位な考え方をする。
殆どの時、自分中心にものごとを見てしまう。
自分の時間軸、「私の人生」と云う短い時間軸でものごとを捉えると、
この世で遭遇することは、
理解できないこと、納得できないことだらけだ。
今回1000年に一度の大震災。
千年単位では、ある意味当然のごとく繰り返されて来た
地球規模での時間軸で捉えるならば、
私たちの、私の、この人生が、丁度そこに重なったにすぎないことになる。
地球は、あらゆる命を育んでいる。b0122085_20521318.jpg
決して人間だけの為にではない。
不謹慎だと言われるかもしれないが、
この度の、この事態に遭遇したことで、
長年歴史的な背景を含めて、
険悪な関係を引きずり、
政治や国民レベル交流だけでは
決して払拭出来なかった中国や韓国の人たちが、
「日本人」に対して
明らかに今までとは違った視点で見始めている。
弱虫で、お人好しで、負け腰のダメな日本人。
バカで、自分の意見も考えも持たない
アメリカのコバンザメ程度の日本人…などと…、
これまで、さんざんボロクソに言われ、なめられて来た経緯がある。
しかし、
少なくとも、今、それは、変わりつつある。
本当に強い人間とは、日本人のことだ!!とさえ言っている。
そんな賞賛を頂いたからと言って、
それに胡坐をかくのではなく、
だからこそ、今こそ、大和魂を心に秘める日本人として、
人類のこれからの生きる姿を指し示す道しるべになれるよう、
「いのち」に対して今一度、
謙虚に歩み始めるきっかけにして行けるならば、
これに勝るこの度の事態への意味づけはないのではないかと感じている。

いつの時にも、闇は夜明け前が、最も深く、最も暗い。
しかし、どんな時にも、必ずそれは夜明けを連れて来る。
明日は、そう・・・必ず、きっと・・・明日はある。

HCC:馬屋原 眞美子
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Commented by asami at 2011-03-14 23:30 x
明日があるから生きていられるのか…生きているから明日があるのか…命の尊さと強さを実感します
by h-c-c | 2011-03-14 20:59 | Comments(1)