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ペルソナの陰に潜む人間性

暑い暑い夏。身体も気持ちも萎えてしまいそうな酷暑。
慌ただしく時間錯誤が生じてしまいそうな1ヶ月間が過ぎた。

母の骨折、手術から始まり、その翌日にフランスへ1ヶ月間旅立った二男。
ギャラリーの企画展示会開催中、山陰・関西方面へ出張の重なった三男。
母の介護、講座講師、カウンセリング、新規の打ち合わせ。
その間も、美術品の評価・鑑定の依頼も来る。

最後の最後まで迷った末、
それでもゲシュタルト療法学会の学術・ワークの大会に出席して来た。
今回は、TAとゲシュタルト再決断に焦点を当てたもので、
大会テーマは「ゲシュタルト療法と交流分析」だった。
ゲシュタルトが、やっと日本のゲシュタルトに向かって動き始めた!
と、いう感想を持った。

それにしても、さまざまな分野で目覚ましい進化が見られる中で、
なぜに、かくも、人間はこれ程に器が小さくなって来たのだろう。。。
世界中に7,500,000,000人の人間が生きているという。
人類であり、人間であり、各々がそれぞれの民族として、生活している。

75億人の内の一部。。。ごく一握りの幾人かが、
経済を動かし、直接的に政治に関与し、
時に豊かさに導き、多くの場面で世界を混乱させる。

忘れてしまうのだろうか。。。
自分自身も、今まさにこの現実の時代を生きている一人の人間であるということを。
権力を持ち、肩書きを振りかざし、役割として生き始める時、
保身の強さは増大し、嘘に嘘を重ね、純粋な感覚は完全にマヒするようだ。
ペルソナの陰に隠れたオーセンティックセルフの大切さなど知りもしない。

あなたがバカにしている人たちに、あなたの本質は見抜かれているというのに。
権力と肩書きの鎧の重さは、結局のところ、本人を押し潰すのに。
錯覚してしまっているから、マヒしてしまっているから、
分からない。
気づけない。

その人個人が、潰れようが干されようが、知ったこっちゃないが、
これが、時代を動かす政治に直接関与している人たちだから、
私たちは困ってしまうのだ。

公人に自ら望んでなったのだ。
保身は捨てて、正々堂々と生きる姿を見せて欲しいものだ。

それにしても・・・
暑い! 174.png 174.png 174.png 174.png 174.png 174.png 174.png 174.png ~ い!

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by h-c-c | 2017-07-24 13:44 | Comments(0)

自分を売り込むということの意味 その5

自分のことを分かってもらえない。分かってくれない。。。
誰も本当の私のことを分かろうとさえしてくれない。。。
よく耳にする「ことば」ですよね。

人間と言う生き物は、他人に自分のことを分かって欲しいと願う生き物です。
しかし、それは、お互いさまの事なので、
じゃあ・・・、
あなたは、相手のことを本当に分かっているのですか?
と、なると、、、大方の人が、口ごもってしまいます。

人として生きていく時、
自分から仕掛けて、積極的に自分を売り込んでいくということに、
誰でもが何度かは必要な場面として出くわすことがあるでしょう。

自分の名前を必要以上に気にし、面子を気にし、
妙なプライドに自分で自分を縛ります。
そのために、些細なことで傷ついたり、怒ったりするわけです。

資格を取得し、肩書きを増やし、昇進して役職を得る事は、
ある時期までは自分自身を成長させる力ともなり、
大事な人生道程の一つではあるでしょう。

それでも人はいつの日か、必ずそれ等外側に付けたものを
手放して行く時期を迎えます。
その時、急に自分を支えていたものを剥ぎ取られる喪失感に、
空虚感を覚え、自分が自分に自信を失くして行きます。

大事なことは、外側に向かって自分を売り込んだり、
外側に何かを求めたり、着飾ることではないのではないかと、
初老期の方々のカウンセリングに立ち会う中で、私としては感じています。

7年位前に出逢った、ある意味私にとって大事な人・・・、
その方は、出逢った当時からホームレス生活を送っていらっしゃいますが、
偶然的に初めて出逢った時、彼は言いました。

「私に名前を聞かないで!
私たちは名前を消して、名前を捨てて生きているんだから。」と。

ある些細なことがキッカケで知り合いとなった人ですが、
その人は、明らかに並々ならぬ過去を持つ、
一角の人物であったのではないかと想像させるような
…名前も肩書きも無くても…そんな風貌を感じさせるような人でした。

彼には、彼の唯一無二な彼独自の人生があったのです。
そして、彼はその延長線上を今も、彼として生きています。
彼との短時間での語らいの中で、
私は多くの学びを得、気づきをもらいます。

彼は、決して自主的には、自分を売り込んで来ません。
名前も告げない程ですから、
何処で何をしている人かを、知る由もありません。
しかし、
人間としての魅力に溢れている人であることは間違いありませんし、
彼の本質の何処か、何かに、
私が興味を抱いている事も確かなことです。

人生には、さまざまな出逢いの中で、自身の内側を満たし高めるための
たくさんの事ごとが用意されています。


HCC:馬屋原 眞美子
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by h-c-c | 2013-09-11 22:23 | Comments(0)

つづき・・・三

「ハワイの真珠湾に言ったことありますか?」との私の問いに、
そこにいた人たちは誰も「行ったことはない。」と答えてくれました。
何も語らないままに・・・
あれ(真珠湾への奇襲攻撃)が、すべての発端だったんだろうか???と、
私の頭の中では、グルグル答えの出ない問いが渦巻いていました。
・・・答えの出ない問いが続く中で、私の言葉が、声になりました。・・・
「それにしても原爆を落とすなんてひどすぎるよね。何にも知らない人たちを相手にだよ…。」
私のその言葉に、始めに反応したのは、
関東圏から参加していた人でした。
 A:「Mamikoは、広島県の出身だっけ?」
 私:「うん、そうだけど…。」
すると続いて、このセミナーの企画主催サイドの人、スタッフに当たる人が、
 B:「いつまでそんなこと言ってるの。もう、とっくの昔のことじゃない。」
 C:「そうですよねぇ。原爆投下のことなんか、もう終わったことだし。」
 A:「広島の人って、平和へ平和って、そればっかしだよね。」
 B:「原爆反対って、分かるけど、なんかホント、もういいじゃない、って感じもしますよ。」
  # # # # # # # #
私は、一気に言葉を失いました。
この人たち、何?!? 言ってんだろう???
これって、何?
私の腹の底から熱く固い塊が胸を通り越して、喉の辺りまで込み上げて来て、
本当に本当に苦しかった。…こうしてキーボードを打っていても、
思い出すだけで、何とも言えない感覚が苦しさに変わっていきます。
原爆投下を受けた被爆者にとって、あの戦争は、まだまだ身体の中に住み付いていて、
何にも終わっていないことを、この人たちは何も知らない。
知ろうともしていない。
そのことが、恥ずかしいなんて、きっと考えたこともないに違いない。
こんな人たちに、はっきりした認定評価基準もないNLPの資格のジャッジをしてもらうなんて、
金輪際お断り! 頼まれたって厭だ!!と、私は全身で反応した。

人として、拠って立っている処が違いすぎると感じました。

私は、資格認定が欲しくてカウンセラーに成ってるわけではありません。
肩書きを並べ立てるために生きてるわけではありません。
『命の種』に向き合うために、生かされて生きている私たち人間のその『存在』に
深く丁寧に関わるためにこの仕事を選び、続けているのです。

私の友人は、被爆2世です。
彼女のお母さんは、娘当時に広島でまさに、八月のあの日、被爆されました。
悩みに悩んで、出産され、生まれて来たのが彼女です。
私の友人である彼女は、美しく、頭脳も優秀で、スポーツも万能です。
しかし、彼女は、被爆2世であることを隠したまま恋愛結婚をし、
ご主人に大事なことを隠したままにしている自分を責め続けました。
さらに悩みは重なります。
彼女は、弟さんを21歳(=弟さんの年齢)の時白血病で亡くします。
結局、彼女は苦しんだ末に、子供を持つことを諦めました。
このような人は、まだまだいらっしゃいます。
原爆投下は、一瞬のことだったかもしれませんが、
受けた側にとって、
それは、まだ、何も終わってはいないのです。
終わってなんかいません。
アメリカ人の講師に遠慮したのか、気を使ったつもりかどうかは知りませんが、
それと、これとは、全く別次元の話です。
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人間の語らい、討議、検討は、数々ありますが、
平和』 について考え語り検討する以上に大事なことがあるのでしょうか。
より便利に合理的に、短縮、簡素化、…それに向けて開発、研究…、
しかし、その根底に外せないものが 『安全』 以外にあるでしょうか。
いのち』 の本当の大切さをこの人たちは、本気では考えていないんだ。
こんな人たちから、テクニックだけ学んで何になる。 こんなものが続くはずがない。
資格を欲しがる人たちを相手に高額な受講料を取っても、
それを伝える側の人たちの心根は、こんなところにあるんだな…と、
怒りと共に、失望と落胆を感じた瞬間でした。

・・・つづく・・・ 
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by h-c-c | 2011-05-27 20:36 | Comments(1)

実力と肩書き

東京マラソンで県職員の一人の男性が日本人トップ3位となった。
名もなき一人の市民走者にすぎない彼は、
実業団選手でもなければ、当然プロ選手でもない。
恐らく、彼なりの志、心情はあったに違いないだろうが、
ただ、ただ、走り続けていた一般の人だ。

肩書き欲しさに、学歴欲しさに、
あの手この手で…努力するのなら、、、いいのだけれど、
インチキは、いけない。
入試問題が受験の最中にネットでカンニンのグサポート。
日本よりも、もっとひどい学歴偏重社会の中国、韓国では、
既に、このネットカンニングが、大きなビジネスとして
恥ずかしげもなく、広告までしているんだとか。。。。。
金持ちの息子や娘は、それを金の力で親にねだる。
何? ソレ?!
中身でしょ。中身。
実力でしょ。実力。
人生の、ほんの入り口がインチキから始まるとしたら…。
インチキでズルした自分の恥ずかしさを一生抱えて生きて行くんだよ。
肩書きは、結果なんだ。
「実」の後に付いて来るご褒美みたいなもんだ。
そんなものを欲しがるよりは、実力を付けること。
その人についた実力は、誰も奪ったり盗んだりは出来ない。

裸にされて、放り出された時、
それでも自分の身に付けているもの。付いているもの。
外側のものを剥ぎ取られても、自分の中に残せているもの。
それこそが、生きる力。b0122085_10131945.jpg
本物の力。 
それを、人は「実力」と呼ぶのだと思う。

春に綺麗な花を咲かせる木は、
秋に「実」をつけないんだよ。

人生は、一生だ。
死ぬ瞬間のその時までだ。
人生をトータルで見るよう心掛ければ、バランスを失わない。
急ぐな。 慌てるな。 どんな人にも必ず出番がある。
人生は、そのように創られている。
…と、この歳になってみてしにじみそう感じる。

まみこ
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by h-c-c | 2011-02-28 22:04 | Comments(1)