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世界はこんなに近づいたのに・・・

ついさっきまで、・・・だって、お昼には、まだパリにいたのに・・・。
スイスのチューリッヒ経由で日本に帰って来ました。
クリスマスはフランスで過ごしました。
とても荘厳で、パリ、ノートルダム大聖堂のミサに参列のために長蛇の列を組む人たち。
霧雨にけむる石畳はクリスマスの夜を一層美しく輝かせていました。
しかし、
同時に、
そこには、おびただしい数のポリスマンと、銃を脇に抱えた迷彩服の軍人たち。
テロ対策の一環、警備の厳重さ。
その光景は、
日本では見慣れなくて、物々しく恐れを感じずにはいられない感覚に包まれました。

ラインで繋がる幾人かの人たちには、即時に写真画像を送ることも出来ました。
科学技術は、世界中のスピードを速くしました。
あっと言う間に、
まるで、
テレポーテーションのように移動もコミュニケーションもある意味可能になりました。
にも拘らず、、、その一方で、
人の心は自分の穴に閉じこもっているようにも見えます。
憎しみは、
恐怖は、
科学の推し進めるグローバル化に反比例するかのように、
「わたしたち」と「あなたたち」を分け隔て、分断させ、警戒させ、
心を頑なに閉じ込めて行くかのようにも見受けられます。

心の在り方、心の育て方、、、、、。
私たち小さな一人ひとりは仲よくしたいのに、
力づくで幅を効かせる政治家や、宗教の語りに暴走する独裁者たちが、
戦争の危機をあおりながら、憎しみを作り出そうとしています。

負けてはなりません。
騙されてはなりません。
わたしたちは、人の心の柔らかで優しい思いやりを決して忘れてはなりません。
信じる心、繋がる思いやり、
これ無くして、グローバル化に、何の意味もありません。
これを無くしてしまったら、私たちに未来も希望もありませんから・・・。


by h-c-c | 2017-12-27 22:40
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