私たちは、いつの時にも、「今、ここ」に居るはずなのに。
本当の意味で、「今」に居るってことは、そうそう無い。
ここに居ながら、ずっと昔のことを感じたり、
来るか来ないか分からない、不確かな未来、将来を案じたりする。
若い時は、未来に希望ばかりがある訳ではなく、
経験の少なさから、不安や心配事に悩まされる。
目先のことに追い立てられるように、慌ただしく過ごす中年期は、
自分のことだけでなく、家族や子どもたちのためにも時間が費やされる。
老いてくれば、将来に夢を描く力は少しずつ減って行き、
過去を懐かしみ、昔の友との語り合いに、その瞬間心を和ませる方が楽になる。
一体いつ、「今、ここ」に居るのだろう。
どれだけ、「今」を生きるのだろう。
そんな中、今日、こんな川柳を見つけた。
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ボランティア、するもされるも、高齢者。
無農薬、こだわりながら、薬漬。
若作り、席を譲られ、無駄を知る。
手をつなぐ、昔はデート、今 介護。
目には蚊を、耳には蝉を、飼っている。
惚れ込んだ、笑くぼも、今やしわの中。
日帰りで、行ってみたいな、天国に。
*********笑って読める今、幸せだなぁ~って、思う。
この一週間、すっごく忙しかった。
仕事ばっかりしてた感じがする。
・・・今日で、三月も終わっちゃいます。