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第19期 育成講座 スタートしました

有資格者のために、更なる実力アップに向けて展開させている
『実力あるカウンセラー育成講座』は、今年19年目に入りました。
新しい仲間を迎えての門出の日。

コツコツと19年間続けて来ました。
学び続ける姿勢の中にこそ、真実の光が秘められています。
その光、本質に近づけるのは、
諦めないでコツコツ地道に継続する人に与えられる宝物、ご褒美。
それは、目には見えないけれど確かに実感できる自己変容した
自分自身の内面成長の変遷でしょう。
予防カウンセリングを提唱している、当センターとしては、
健康時に、内なる支えを自分のために築いていく姿勢を
とても重要視しています。
かつては、「役割交換書簡法」と呼ばれていた、
数少ない日本生れの心理技法である『ロールレタリング』が、
今年の通年テーマです。

導入編として開始日の今日は、
現在、成人した多くの大人たちが抱える生き難さの陰に、
子ども時代に抱いていた決定的な過ちのある事を学びました。
それは、
「家族」の中で、子どもが、いつからか、「親に迷惑をかけてはいけない」と、
考え始めた頃から微妙な角度で何らかのズレが生じて来るということです。
子どもは、親に心配を掛けてはいけない、迷惑をかけてはいけないと、
考え始めながらも、心の深い所では、自分を分かって欲しいと望んでいます。
そもそも親にとって子どもは「迷惑をかけられる存在」です。
この場合の「迷惑」とは、『愛』の同義語であると、説かれています。
子どもは、親に迷惑をかけて、
親から愛をもらうことによって成長するものなのだと説かれています。

短絡的な解釈で誤解されても困りますが、
幼少期からの成長過程に於いて、家庭内での率直な感情表現は、
甘え、甘えられる行為を通して、単なる迷惑を超えて、
そこには、換え難い『愛情』の交流がある、ということです。

愛情の求め方が歪んで表現されると言うことは、
紛れもなく、
率直な愛情表現や、要求を抑え込んで来たからにほかなりません。

今からでも決して遅くはありません。
愛を求めるにあたって素直になりましょう。
愛を与えるにあたって誠実になりましょう。
私たちは、いつでも愛される存在なのですから・・・。
by h-c-c | 2014-04-12 21:19
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