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病院は疲れます

母を病院に連れて行きました。
先週あたりから母の行動に
認知症の症状が気にかかる出来事が一気に重なったからです。
脳外科院に行くと、待合室の人たちの中には大変そうな方が多くて、
待っている間にも色んなことが起こります。
母は母で、看護師さんのおっしゃることも直ぐには了解できないので、
事あるごとに二度三度ゆっくり通訳をしなければなりません。
待ち時間も長く、暑かったり寒かったりと、移動するたびに体感気温が変わります。
この気温差は、お年寄りには堪えると思います。
母は、本当にお薬を飲みません。
飲んでくれないのです。
だから今回は、貼り薬を処方して頂きました。
気長に貼り薬の治療を進めながら、
これ以上症状が悪化していかないことを祈るばかりです。

認知症と言うのは、徐々に徐々に進むみたいです。
時には、とてもはっきりしていますし、しっかりしています。
それでも、ある時急にビックリするような事をしたり、言ったりして
周囲に居る者を混乱と不安に陥れます。
しばらくすると、また、
何も無かったかのように平然としていたりします。
取りあえず、身体は元気なので、そこだけはとても有り難いです。

生きるということは、何もかもを呑み込みながら、
何もかもを受け入れながら、
何処かで何かを諦めて行くことなのでしょうか…。

馬屋原 眞美子
by h-c-c | 2012-01-17 20:18
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