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日本ゲシュタルト療法学会大会閉会しました

福山市鞆の浦、仙酔島で三泊四日のワークショップ大会が今日閉会しました。
気づきの多い四日間でした。
多くの人の愛と、心配りと、思いやりに支えられて、
私は、今日もここに居ます。
ゲシュタルトは、決して特別なことではありません。
日々の生活の連続性の中で起こってくる
さまざまな出来事を、有意識に浮かび上がらせ、
「気づく」という行為の下に、
一つ一つを完結させていく行為そのものです。
忙しい毎日、
手慣れた習慣的に繰り返されがちな無意識な行為を、
せわしなく流れる時の中で、意識的に焦点を当て、
「気づき」の上にのせて、選択し、行動化する…と、いうことです。
言葉にすると、ひどく堅苦しい感じを受けますが、
小さなことでも、一つずつ完了させながら、
気づきながら進むことに意味があるのだろうと、
私としては、考えています。

ゲシュタルトでは、身体感覚を大事にします。
それは、
身体感覚と本人の内側に起こる感情は、
直結していると、捉えているからです。
しかし、それは、
決して中間領域と呼ばれる「思考」の世界を軽んじているわけではありません。
考えることは、とても大事です。
「考える」ことを、振り落として感覚的な気づきだけに従っていると、
これは、これで、バランスを欠いて新たな問題を生みだします。
感じましょう。
気づきましょう。
そして、考えましょう。
それから、行動しましょう。
大事な答えは、あなたの中に、自分自身の中に「在る」のですから。
by h-c-c | 2011-07-18 18:56
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