福山市鞆の浦、仙酔島で三泊四日のワークショップ大会が今日閉会しました。
気づきの多い四日間でした。
多くの人の愛と、心配りと、思いやりに支えられて、
私は、今日もここに居ます。
ゲシュタルトは、決して特別なことではありません。
日々の生活の連続性の中で起こってくる
さまざまな出来事を、有意識に浮かび上がらせ、
「気づく」という行為の下に、
一つ一つを完結させていく行為そのものです。
忙しい毎日、
手慣れた習慣的に繰り返されがちな無意識な行為を、
せわしなく流れる時の中で、意識的に焦点を当て、
「気づき」の上にのせて、選択し、行動化する…と、いうことです。
言葉にすると、ひどく堅苦しい感じを受けますが、
小さなことでも、一つずつ完了させながら、
気づきながら進むことに意味があるのだろうと、
私としては、考えています。
ゲシュタルトでは、身体感覚を大事にします。
それは、
身体感覚と本人の内側に起こる感情は、
直結していると、捉えているからです。
しかし、それは、
決して中間領域と呼ばれる「思考」の世界を軽んじているわけではありません。
考えることは、とても大事です。
「考える」ことを、振り落として感覚的な気づきだけに従っていると、
これは、これで、バランスを欠いて新たな問題を生みだします。
感じましょう。
気づきましょう。
そして、考えましょう。
それから、行動しましょう。
大事な答えは、あなたの中に、自分自身の中に「在る」のですから。